ドラゴンボール
新たな伝法を受け、行じているところです。
今回のものは厳密な制約が無かったのはよかったのだが、とにかく時間をかけて沢山行わなければならない、
辛抱と忍耐が大事になりそうです。
ゴータマシッダールタは、6年間の荒行苦行を行った後、
苦行によって悟り(正覚)は得られないと悟り苦行を捨て、
このまま死んでしまおうかというほど心身疲弊しているのを、村娘スジャータの乳粥の施しで助けられた。
そして気力体力の回復した後、現在のブッダガヤの菩提樹の下で瞑想し悟りを開いたのです。
この悟りに深く関わっている、そのカギになっているのが、
この地と繋がる龍神、ナーガラージャです。
龍は古来より、人界と神界を往き来する生命体と言われており、
瞑想中のシッダールタの霊魂を神界に導いたのはこのナーガラージャであるということです。
亡くなった人の霊魂を神界へ連れてゆくのも龍神といわれます。
お寺の天井に龍が画かれているのはこのための意味合いが大きいのではないかと思うところです。
もちろん願意を届けるなども含みます。
今回伝法を受けた行は、この龍神との繋がりを図る行であります。
密教最奥の秘中の秘法で創られた法具、特殊な如意宝珠を使って行を行っています。
如意宝珠とは、龍が手に持つ
意のままに、思いのままに願いの叶う珠、
要するにドラゴンボールです。
私は子供の頃から一番好きなマンガはドラゴンボールで、
よく神龍の絵を書いていました。
今回伝法を受け如意宝珠を授かり、なんだかワクワクしました。
私の授かっている如意宝珠は修行用の法具として特殊に創られた物なので、マンガに出てくるドラゴンボールとは見てくれは似ても似つかないものだが、
子供の頃の憧れが、こういう形で現実になっているのを嬉しく感じました。
願いは何よりも第一に、人を救い上げることのできる力を自分が身に付けること。その導きであります。
とにかく瞑想行に時間を沢山使うことになるのだが、
ドラゴンボールを読みたくなっている今日この頃です。
合間を見て本屋に行こうかとも考えているところです。
一休