産土神
本日は昼から時間がとれたので、産土神社へ今年一年のお礼のご挨拶の為に行って参りました。
私の産土神社は車で一時間程のところにあります。
その気になればすぐ行ける距離なのですが、修行や他を優先することが多く約半年ぶりの参拝でした。
普段は手水舎も蓋が閉まっていて社務所にも人のいない小さな神社ですが、
今日は氏子の方々が正月の準備に集まっておりました。
みな還暦を過ぎたおじいちゃんばかりです。
半年ぶりの参拝、
拝殿の前に立つと大変あたたかく迎えて頂けたのを感じました。
今年一年の感謝のご挨拶と、これからの自分の生きる道、その決意と気持ちをお伝えして参りました。
一般の人が神社に行くのにもっとも大事なこととして、
自分の産土神社に行くのが最優先であると言われます。
自分の産まれた場所の近くにあり、魂のルーツとしての縁ある神社です。
そこにおられる産土神さまは、
自分を産まれてから死ぬまでずっと担当している太古の神、言わば魂の親のような存在なのでもっとも大事にする必要があります。
私は密教の行で、日本の神仏以外にも大陸の神様などとの縁を深めて行っているわけなのですが、
それでもやはり一番ベースにあるのは産土神さまとの関わりなのだろうと思っております。
幅広く繋がって行っている神縁も、産土神さまのお陰から始まっているものなのだろうと思っているものです。
今のところ私は、現在の仏教やヒンドゥー教として流れ伝わっている法と縁があり行じているが、
神道のさにわや神業という業(わざ)には縁がない。
これから先伝法されてゆくものの中には、神道の業もミックスされているものもあるようなのだが、まだその段階に行ってないので詳細は知らない。そこに行くまでは秘密事項なのです。
そんなことで自分でさにわは出来ませんので、私はその技能を持った方に鑑定してもらって産土神社を知りました。
自分の経験からも、
産土神さまとの関わりを深めることは、運命を拓いてゆくにとても大切な基礎になるものと思います。
一休